今日の湯布院は良いお天気です!夕方から雨の予報がありますので傘などの準備をしてお出かけしていただくと安心ですね☆午前9時の時点では大きな道路混雑も見受けられませんでしたよ~
さて先日、大分県民のソウルフード《とり天》をご紹介いたしましたが、今日は郷土料理《団子汁》のご紹介です!
団子汁を他県の方に説明すると、皆さんご存知のぶた汁をぶた抜きにした物(豚汁とも呼ばれます)の中に、平べったい太いこしのあるうどんが入っている感じのお料理だと想像していただくと分かりやすいかもしれません。※写真をご参考に(^-^)
だしは主にいりこが使われることが多いですが、特に決まりはありません。(ちなみに私はほんだしかつおだし派)
この「だんご」は小麦粉を塩水で練り、耳たぶほどの固さになった生地を足でふみふみし、一旦寝かせます。
その後生地を親指大にちぎって一つ一つ長ーく手延べし平麺状の形にして、具材の入ったお鍋に投入します。味付けはお味噌で行われることが多いのですが、これも家庭により違いがあるかもしれませんね。(私は白味噌か合わせ味噌を使用します)
麺は手延べをする事で歯ごたえがさらによくなり、汁も絡みやすくなるといわれています。
地域によっては麺状ではなく、ちぎった生地を引き延ばした文字通りゴツゴツした状態のものを用いるところもありますが、湯布院で作られるだんご汁は主に平べったい麺が多い様ですよ。
その昔、大分は平地が少なく、お米が思うように収穫出来ず、その為、麦の栽培が盛んとなり、数々の麦を使った料理や加工品が作られてきたそうです。いわば生活の知恵として定着した食べ物とも言えそうです。
もし、おうちで作ってみたい!と思われた方はお料理アプリで検索するとレシピも沢山出てきますよ。
平べったいだんごを手作りしたら、是非きな粉砂糖をまぶして《やせうま》作りにも挑戦してみてくださいね♪