2017年


今が旬! 露地物かぼす  2017/08/04

投稿日時:2017/08/04 15:18


今日の湯布院は雨となっています。台風接近の影響か、いつもより風があるので涼しく感じます。観光予定の方は、水分補給と暑さ対策をして快適にお過ごしくださいね(^^)
又、明日は町内商店街にて土曜夜市が開催予定です~

さて皆様、《かぼす》が大分の特産品であることは有名ですよね。8月になりますといよいよ露地物が出荷され、旬なカボスが出揃います。
露地物は価格も手頃になり、大分県民の間では、飲み物や焼き魚などのお料理まで色々と大活躍です!

その《かぼす》ですが、色んな品種があるのはご存知でしたか?本日は簡単にご紹介したいと思います。

①「カボス大分1号」
昭和48年、県下に各種あった系統の中から、果実品質や栽培面で優れた系統を選抜、母樹園を設置して増殖し県下に広く普及させたもので
現在、県下のカボスの85%がこのカボス大分1号のようです。

②「豊のミドリ」
昭和46年、豊後大野市緒方町で芽状変異(枝変わり)として発見されました。
果実の大きさは「大分1号」と同じ位のものが多く、濃い緑色が特徴です。 
さらに、果汁中のクエン酸、糖ともに他の品種より高く、果実の耐低温性も強いことから、貯蔵用品種として1~2月にも出荷されており、県下カボスの約12%の率を占めているそうです。

③〔種の少ない品種〕「香美の川」
昭和55年、津久見市で発見されました。
果実の大きさは「大分1号」に比べるとやや小さいのですが外観は「大分1号」によく似ています。この品種の特徴は、種子が極めて少ないこと。また、果皮は薄く果汁量が多いことが知られています。 クエン酸含量はやや低く、香りはフルーテイ。本品種は特選品「豊香(ほうか)のしずく」という商品名で限定販売されていて希少品種となっています。

④「祖母の香」
昭和49年、豊後大野市緒方町で芽状変異(枝変わり)として発見されました。名称は、宮崎県境にある「祖母山」に由来しているようです。果実の大きさはやや小さく、外観の特徴としては、果頂部に凹環があり、果実に縦の放射状のすじが入っていることから、他の品種との区別は簡単にできるようです。果汁内容は「大分1号」とほとんど変わらず、種子が極めて少ないことは「香美の川」と同様です。こちらも希少品種のようですよ。

様々な種類の旬のかぼすがありますが、湯布院町内のスーパーや道の駅、由布院駅チカの特産物販売所などで購入出来ますので、一度覗いてみてはいかがでしょうか?かぼすについての詳細はこちら!



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