2017年


日常にある錯覚 漫画の効果線! エーレンシュタイン錯視 2017/08/25

投稿日時:2017/08/25 15:15

今日の湯布院は曇りのお天気です。週末に掛けて雨の予報がありますので雨具の準備を

しておくと気兼ねなく観光を楽しめそうですよ。当館は室内施設なので雨の日も安心!で

遊べます!是非お越し下さいね!

さて、当館は錯覚の不思議を体感できる『知的アミューズメント型美術館』です!

《錯覚》はアートだけではなく、数学や心理学にも応用されたり研究されたりしている奥の深~い世界です!

当館のHPをご覧くださった皆様に、錯覚・錯視の不思議を分かりやすくお話が出来るようにと、こちらのブログでは定期的に日常にある錯覚の不思議を簡単にご説明したりしています。

 今回は《漫画の効果線》についてお話してみたいと思います



画像出典yahoo

左の画像をご覧ください!

猫がびっくりしていますね(^-^)この表情からだけでも驚いていることはわかるのですが、右側の効果線が使用されている写真の方が同じ表情でも、もっとびっくりしている様に見えませんか?

まるで『えぇぇえええ~~~~~!!!』と言っている様にも見えますよね(^-^)

この漫画ではおなじみの黒い線の効果による目の錯覚の事は、ドイツの心理学者ウォルター・エーレンシュタインにより発表された事から《エーレンシュタイン錯視》と呼ばれています。

何故、このような錯覚が生じるのでしょうか?

実は黒い線を描くことにより、その線の先に白い《》が出現し、その丸は周りよりも明るく見えるために、周りよりも目立つ様に見えるそうなのです。結果集中線の先の画像(この場合はねこ)が強調されて見える事になっているのですね。

 この効果線=「とぎれた線分」という情報しかない場合、これを見た人の脳は「線分の上には円がある」と、視覚を司る脳の部分が自動的・無意識的に思い込んでしまう為にこの錯覚が起きると言われています。

 当館には、様々な錯覚を《楽しみながら学べる》クイズ形式の額装や、見て楽しめる錯視画など多数展示しています。

 小さなお子様から、おじいちゃん、おばあちゃんまで、年齢に関係なく楽しみながら脳トレ出来ますよ!ぜひ遊びに来てくださいね!


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